岩手医科大学産婦人科学講座【オフィシャルサイト】

診療内容

産科診療

2001年4月より中病棟5階内に岩手県総合周産期母子医療センター(MFICU)が開設され、小児科新生児集中治療室(NICU)との綿密なる連携のもと24時間体制で重症産科疾患の入院加療を行っております。現在6人の専任医師が配属されて診療を行っております。MFICU入院受け入れは24時間態勢で母体搬送コーディネーターを通して、岩手県周産期情報システムネットワークを使用した患者搬送依頼書送付によっておこなっておりますが、それ以外の紹介でもMFICU管理が必要と思われる症例では随時受け入れを行っております。ただし、MFICUは病床が9床であり、入院期間も14日と限定されているため、後送病室あるいは他後送病院への移送があることをご了承ください。現在盛岡より遠方から御紹介いただいた場合には、ある時期までMFICUにて周産期管理を行った後に積極的に地元の中核医療施設への逆母体搬送を実施しております。なお一般産科病室の方には、正常分娩の方の入院も随時受け付けしております。また、臨床遺伝科と連携し、遺伝カウンセリングの結果、羊水染色体検査を御希望された方に関しては1泊2日の予定で病棟内処置室での検査を行っております。

年  分娩数帝王切開率母体搬送受入総数
     2018       348     206(59.20%)

               59

     2017

      351

    196(55.84%)                65
     2016       360     208(57.78%)                71

産科臨床統計(2018年)

 

婦人科診療

婦人科悪性・良性疾患に関する手術療法、化学療法、放射線療法などの集学的治療を行っております。病院機能の観点から悪性疾患の治療を優先させていただいており、年間約200件の悪性疾患手術を行っております。良性疾患に対する手術療法には積極的に内視鏡手術を実施しております。がん化学療法は婦人科悪性腫瘍化学療法研究機構(JGOG)や厚生労働省管轄の日本臨床腫瘍グループ(JCOG)と共同体制下に新しい有効な薬剤を導入し、また、長期間の入院生活を避け、QOL向上のため短期入院や外来化学療法による治療を推進しております。また、アメリカNCI(National Cancer Institute)、アメリカGOG(Gynecologic Oncology Group)の認定施設として、欧米施設・アジア諸国とも連携して治療を行っており、婦人科がん分野では国内でも指導的立場を果たしています。不妊治療分野においては、病棟内には高度不妊治療センターが開設されており、体外受精・胚移植などの高度不妊治療を随時行っております。漢方治療にも積極的に取り組んでおり、手術後や悪性腫瘍に対する化学療法などの際に生じる副作用対策診察を行っております。

 

生殖部門診療

 生殖医療専門医を中心に、専属医師を外来・病棟に配置し診療を行っています。不妊症検査・一般不妊治療から体外受精胚移植・子宮鏡/腹腔鏡手術まで行っており、2016年10月より顕微授精を導入した事により、男性因子を持つご夫婦にも対応できるようになりました。十分な不妊原因の検索を行い、各ご夫婦に必要な治療を提供しております。患者様の通院の負担を軽減するため、自己注射やプロゲステロン腟座薬なども積極的に導入しております。

 今後は悪性腫瘍患者様の妊よう性温存に向けて、精子凍結や胚凍結を順次導入して行く予定です。

 

 

 

新患担当医—

○産科

  小山理恵准教授・周産期専門医が担当します。

○婦人科

馬場 長教授 馬場 長教授 利部正裕講師 庄子忠宏講師 馬場 長教授

 

○生殖部門外来(予約制) 新患診察は毎週火・木曜日のみとなります。

  新患予約は全て電話で受けて行っております(予約受付時間:14時~16時)           

【産科、婦人科、生殖、女性ヘルスケアの診療体制】 

 産 科  婦 人 科  生 殖  女性ヘルスケア
小山理恵 庄子忠宏 尾上洋樹  小山理恵
千葉淳美 利部正裕 土屋繁一郎  千葉淳美
岩動ちず子 永沢崇幸 佐藤千絵  岩動ちず子
畑山伸弥 苫米地英俊    
羽場 厳 菊池琴佳    
寺田 幸      
川村花恵      
小木田勇人       
城内南奈子      
       

 ○特殊外来

 女性ヘルスケア外来(予約制)月・水曜日 午後

  思春期から閉経前後の不調に対して診療を行っております。 

  

病棟のご案内

◎現在行っている臨床研究

http://w3j.iwate-med.ac.jp/kenkyu/rinsyokenkyu/rinsyokenkyuindex.html#bumon015

【産科領域】

研究課題名

厚生労働省研究費補助金エイズ対策研究事業

HIV感染者の妊娠・出産・予後に関する疫学的・コホート的調査研究と情報の普及啓発法の開発ならびに診療体制の整備と均てん化に関する研究

目的

HIV感染の妊娠・出産・予後に関して全国調査し、コホート研究による抗HIV治療の影響を検討する。また性感染症と妊娠に関する国民向け小冊子を作成し、周知方法を開発し、「HIV感染妊娠に関する診療ガイドライン」の効果を検証し、改訂によりわが国独自のHIV感染妊娠の診療体制を整備し均てん化する。

対象

HIV感染妊婦、HIV感染妊婦より出生した児

研究期間

1999年4月1日~2021年3月31日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 准教授 小山 理恵

岩手医科大学産婦人科学講座 助教 岩動 ちず子

 

研究課題名

妊産婦の生体試料に含まれる疾患関連微生物の解析

目的

切迫流早産例の腟内細菌叢解析によって子宮内感染のハイリスク群や周産期アウトカムが不良な一群を抽出すること、ならびに妊産婦の生体試料中に含まれる微生物叢に含まれる核酸と代謝産物とアミノ酸・タンパク質を対象とし、周産期疾患(早産や子宮内感染、絨毛膜羊膜炎など)と微生物叢が有するマイクロバイオームとの関連を明らかにすることを目的とする。

対象

妊娠34週未満に切迫流早産と診断されて入院管理が臨床上必要となった日本人妊婦

研究期間

2020年5月18日~2022年03月31日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 助教 畑山 信弥

 

研究課題名

Velocity vector imaging(VVI)超音波法を用いた胎児心臓運動機能発達評価

目的

VVI超音波法を用いてsecond trimester(妊娠14週)以降の胎児心臓壁運動を解析することにより、①正常胎児の基準(V基準と呼称)を確立する。また、②種々の胎児異常における心機能をV基準と比較し、VVI超音波法の有用性について検討する。

対象

岩手医科大学附属病院に通院している妊娠14週以降の妊婦で、正常単体胎児群と胎児異常群(FGR、先天性心疾患、双胎、TTTS)の2群とする。

研究期間

2016年5月30日~2024年03月31日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 准教授 小山 理恵

岩手医科大学産婦人科学講座 助教 岩動 ちず子

 

研究課題名

拡散尖度画像を用いた産後うつ病の脳内イメージング

目的

これまで我々が行ってきた産後うつに対するMRI研究で立てた仮説の信頼性をより強固にさせること。最終的には産後うつ病の器質的変化を高次機能MRI画像により可視化することで、発症のメカニズムを把握するとともに産後うつ病診断の新たな診断ツールとしての応用させること。

対象

岩手医科大学附属病院にて分娩した女性(PPD high risk群)、岩手医科大学附属病院にて妊婦健診および分娩した女性(PPD low risk群)、生殖可能な年齢であり、過去1年間に出産歴のない非妊娠女性(非妊娠群)

研究期間

2020年5月25日~2026年03月31日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 助教 川村 花恵

 

研究課題名

妊娠糖尿病・糖尿病合併妊娠の妊娠転帰および母児の長期予後に関する登録データベース構築による多施設前向き研究(Diabetes and Pregnancy Outcome for Mother and Baby Study)- 妊娠糖尿病・妊娠転帰 (DREAMBee study[GDM-PO])

目的

日本における妊娠糖尿病合併妊娠の実態を調査し、種々の妊娠中の妊娠糖尿病のスクリーニング・管理・治療が妊娠転帰をいかに改善するかを明らかにし、拠って妊娠中(妊娠前~)の管理・治療の在り方の根拠となるデータを得、2年毎に解析を行うことで、ガイドライン策定への根拠を作成すること」および「日本における妊娠糖尿病既往女性の産後5年までの女性の耐糖能予後を明らかにすることで、妊娠糖尿病既往女性の長期的な管理や介入のあり方の根拠となるデータを作成すること。

対象

日本産婦人科学会のガイドラインに準じた妊娠糖尿病スクリーニングを行われ、妊娠初期スクリーニングの後妊娠20週未満に75g糖負荷試験を施行し妊娠糖尿病と診断された妊婦、または妊娠中後期(24—32週が望ましい)に75g糖負荷試験を実施され新基準(2010年)で妊娠糖尿病と診断された妊婦と、妊娠中後期に施行された75g糖負荷試験(GTT)で正常型と診断された全妊婦のうち本試験に参加の同意を得られた例

研究期間

2020年1月8日~2029年12月31日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 准教授 小山 理恵

 【婦人科領域】

研究課題名

JGOG9004:初発子宮頸がん患者を対象とした治療後のセクシュアリティの変化に関する前向きコホート研究

目的

日本人の初発子宮頸がん患者を対象として、がん治療後のセクシュアリティの変化の実態を、Female Sexual Function Index(FSFI)等による性機能障害、Hospital Anxiety and Depression Scale(HADS)による不安と抑うつの評価等を指標として明らかにする。また、日本人の初発子宮頸がん患者における、がん治療後の性機能障害の関連要因を明らかにする。

対象

登録前3ヶ月以内に初発で病理組織学的に子宮頸がんの診断、FIGO2008でStageⅠA~ⅢB、 PS0-1、20 歳以上かつ70歳以下、既婚の女性、登録後2ヶ月以内に根治手術又は根治的放射線治療(化学放射線療法を含む)予定

研究期間

2018年8月~2021年6月30日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 助教 永沢 崇幸

 

研究課題名

JGOG3025:卵巣癌における相同組換え修復異常の頻度とその臨床的意義を明らかにする前向き観察研究

目的

本邦における卵巣癌(卵管癌、原発性腹膜癌を含む)における相同組換え修復異常の頻度及びその臨床的意義について検討すること

対象

臨床的に卵巣癌と診断した症例に対し、術前に患者の同意を得ている腫瘍組織および血液検体を提供可能でECOG PSが0-2の20歳以上の方

研究期間

2017年4月~2021年9月30日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 助教 永沢 崇幸

 

研究課題名

シスプラチンを含む化学療法を施行される子宮がん患者の嘔気・嘔吐に対する六君子湯の効果-プラセボ対照無作為化二重盲検比較検証試験

:KMP03

目的

シスプラチン(CDDP)を含む化学療法による嘔気・嘔吐に対する六君子湯の有効性を検証する。

対象

子宮頸がんまたは子宮体がんと病理学的確定診断が得られた20歳以上ので本人による文書同意が得られている患者でPS0~2であり、シスプラチン(CDDP)≧50 mg/m2を含む化学療法を初回で行う予定で経口による食事摂取が可能である。

研究期間

2019年12月~2022年4月30日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 助教 永沢 崇幸

 

 

研究課題名

子宮内膜悪性腫瘍検出における一部仕様を変更したLC-1000(剥離細胞分析装置)の有用性に関する多施設共同試験

目的

医療機関を受診した異型内膜増殖症/EINを含む子宮体癌疑い患者を対象とし、一部分散に関する仕様を変更したLC-1000が提示する定性判定の臨床有用性を「内膜吸引組織生検」の性能と比較することにより評価することを目的とする。本研究が子宮体癌高リスクグループを対象とした内膜細胞診材料を用いた体癌スクリーニングの推進に資することを目指す

対象

医療機関を受診した異型内膜増殖症/EINを含む子宮体癌疑いの方

研究期間

2020年9月3日~2022年09月30日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 講師 利部 正裕

 

研究課題名

Breast cancer susceptibility grne(BRCA)関連バイオマーカー{Mutational Signeture-based Biomarker:MSBM}の探索研究

目的

腫瘍の発症メカニズムの解明、ならびに遺伝的背景と治療効果、予後との関係の解明、新規標的分子の同定である。具体的には、進行高異型度卵巣癌において、全エクソン解析を中心とした網羅的ゲノム解析を行い、相同組換修復異常に関わるゲノムの特徴を明らかとするとともに、観察研究として予後解析を並行して行い、薬剤感受性に関わるバイオマーカーについても評価する。特に、相同組換え修復異常を標的とした治療法であるPolyadenosine 5’diphosphoribose [poly(ADP ribose)] 重合(PARP)阻害剤(PARP-1、-2、-3)の治療反応性を決定するバイオマーカーを樹立することを目指す。PARP阻害剤は、本来HRDを示す癌細胞において合成致死作用を示すことより、生物学的な特性としてHRDを反映する「BRCA関連」バイオマーカー(Mutational Signature-based Biomarker: MSBM)を設定し、別途定める医師主導治験への登録基準として使用する。ゲノム医療の応用を含めて、体外診断薬(またはコンパニオン診断薬)の開発を通して、バイオマーカーの実用化に向けたゲノム情報を収集する。

対象

臨床病期ⅢC/Ⅳの高異型度卵巣癌・卵管癌・腹膜癌疑いもしくは初回治療実施済・中でⅢC/Ⅳ期が確認されてる高異型度卵巣癌・卵管癌・腹膜癌、PDS(又は生検)および腫瘍サンプル採取可能。初回治療実施済・中で対象においては本研究の為に化学療法開始前の使用可能な状態のアーカイブ検体提出可能。6-8サイクルに忍容性を示すと考えられる。PS0-1。余命16週以上と判断できる。

研究期間

2018年12月~2022年9月30日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 講師 利部 正裕

 

研究課題名

統合型ゲノム解析によるトランスレーショナルリサーチを用いた、高異型度卵巣癌患者を対象としたオラパリブ維持療法に関する多施設共同第II相臨床試験

目的

病期IIIC/IV高異型度卵巣癌患者のうち、「MSBM陽性」患者を対象に、オラパリブ単剤維持療法がプラセボ群と比較して無増悪生存期間(PFS)を有意に改善させることを明らかにする。

対象

文書による同意が得られている20歳以上で妊娠していないPS0~1の高リスク卵巣癌・卵管癌・原発性腹膜癌の患者。初回化学療法(白金製剤を含む化学療法)を完遂しMSBM陽性の患者。

研究期間

2018年10月~2022年9月30日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 講師 利部 正裕

研究課題名

統合型ゲノム解析によるトランスレーショナルリサーチを用いた、高異型度卵巣癌患者を対象としたオラパリブ維持療法に関する多施設共同第II相臨床試験

目的

病期IIIC/IV高異型度卵巣癌患者のうち、「MSBM陽性」患者を対象に、オラパリブ単剤維持療法がプラセボ群と比較して無増悪生存期間(PFS)を有意に改善させることを明らかにする。

対象

文書による同意が得られている20歳以上で妊娠していないPS0~1の高リスク卵巣癌・卵管癌・原発性腹膜癌の患者。初回化学療法(白金製剤を含む化学療法)を完遂しMSBM陽性の患者。

研究期間

2018年10月~2022年9月30日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 講師 利部 正裕

 

研究課題名

全ゲノムシークエンスによる婦人科腫瘍の治療標的分子の同定

目的

卵巣癌・子宮体癌をはじめとした婦人科悪性腫瘍において、イルミナ社などが開発した次世代シークエンサー(HiSeq2000など)を用いて、研究への参加同意が得られた症例の全ゲノム(または全エクソン)シークエンスを腫瘍細胞および正常細胞について行い、腫瘍細胞に特異的に生じている後天的なゲノム変化を同定することにより、治療標的候補となり得る新規原因分子を同定すること。また、化学療法などの治療の感受性に関わる原因分子(バイオマーカー)を同定し、免疫学的な因子との関連も検討し、個別化医療の確立を目指す。

対象

卵巣癌・子宮体癌・その他 婦人科臓器に発生する悪性腫瘍(卵管癌など)と診断された患者で、研究への参加同意が得られた者

研究期間

2018年8月~2023年7月31日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 講師 利部 正裕

研究課題名

子宮頸癌ⅠB期-ⅡB期根治手術例における術後放射線治療と術後化学療法の第Ⅲ相ランダム化比較試験:JGOG1082

目的

術後再発高リスク因子を有する子宮頸癌 IB 期-II 期を対象とし、術後補助療法として同時化学放射線療法に対する化学療法の有用性を比較検討すること。

対象

術後再発高リスク因子を有する子宮頸癌IB期-II期

研究期間

2019年5月~2024年5月31日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 助教 永沢 崇幸

 

研究課題名

CATCH-J研究:がんとがん治療に随伴する血栓症の原因探索と予知マーカーの開発に関する研究

目的

がんに随伴する血栓症発症の分子メカニズム(原因)およびリスクを明らかにし、さらに予知マーカーを確立することでがん患者に随伴する血栓症予防法を構築し、がん治療の最適化に貢献すること

対象

Stage I 以上の子宮がん1および卵巣がんの方

研究期間

2020年9月3日~2025年3月31日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 教授 馬場 長

 

研究課題名

多様な臨床情報を考慮した婦人科悪性腫瘍患者のオミックス解析(全ゲノム・全トランスクリプトーム・プロテオーム・メタボローム解析)による個別化治療の探索

目的

病期IIIC/IV高異型度卵巣癌患者のうち、「MSBM陽性」患者を対象に、オラパリブ単剤維持療法がプラセボ群と比較して無増悪生存期間(PFS)を有意に改善させることを明らかにする。

対象

婦人科臓器悪性腫瘍(子宮・卵巣・卵管・腹膜・膣・外陰がんなど)および良性腫瘍(子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜ポリープなど)と診断された患者。

研究期間

2019年7月~2025年3月31日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 教授 馬場 長

 

研究課題名

リンパ節転移リスクを有する子宮体癌に対する傍大動脈リンパ節郭清の治療的意義に関するランダム化第III相試験:JCOG1412

目的

リンパ節転移リスクを有すると考えられる子宮体癌を対象に、骨盤リンパ節郭清のみに対して骨盤リンパ節郭清に傍大動脈リンパ節郭清を加えることの優越性を検証する。

対象

組織学的に確認された子宮体癌で20歳以上75歳以下、PS0-1の患者。一次手術中に組織学的に確認された子宮体癌、A群:骨盤リンパ節郭清のみ、B群:骨盤リンパ節+傍大動脈リンパ節郭清にランダム化すること、再発低リスクは術後治療無、再発中高リスクは術後化学療法することに同意する。

研究期間

2016年12月~2027年6月26日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 講師 利部 正裕

 

研究課題名

ステージング手術が行われた上皮性卵巣癌 I 期における補助化学療法の必要性に関するランダム化第 III 相比較試験:JGOG3020

目的

補助化学療法としてプラチナ併用化学療法の必要性の有無を全生存期間(Overall survival, OS)にて比較すること

対象

ステージング手術が施行され、組織学的に上皮性卵巣癌の診断がなされた、FIGO 進行期 I 期(1988 年FIGO)症例

研究期間

2012年7月~2029年6月30日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 助教 永沢 崇幸

 

研究課題名

BRCA1/2遺伝子バリアントとがん発症・臨床病理学的特徴および 発症リスク因子を明らかにするための卵巣がん未発症を対象とした バイオバンク・コホート研究

目的

BRCA1/2 バリアント保持女性を対象にコホートを組み、本邦の BRCA1/2 病的バリアント保持女性における卵巣癌、卵管癌及び腹膜癌の発症率と発症リスク因子を明らかにし、さらにリスク低減卵管卵巣摘出術(risk-reducing salpingo-oophorectomy: RRSO)施行例および非施行例における死亡、RRSO 施行例における病理組織学的評価によるオカルト癌陽性率を検出すること

対象

十分な遺伝カウンセリングを受けた卵巣癌未発症のBRCA1/2バリアント保持者(乳癌罹患の有無は問わない)

研究期間

2017年4月~2032年3月31日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 助教 永沢 崇幸

 

研究課題名

BRCA1/2遺伝子バリアントとがん発症・臨床病理学的特徴および発症リスク因子を明らかにするための卵巣がん未発例を対象としたバイオバンク・コホート研究:JGOG3024

目的

BRCA1/2 バリアント保持女性を対象にコホートを組み、本邦の BRCA1/2 病的バリアント保持女性における卵巣癌、卵管癌及び腹膜癌の発症率と発症リスク因子を明らかにし、さらにリスク低減卵管卵巣摘出術(risk-reducing salpingo-oophorectomy: RRSO)施行例および非施行例における死亡、RRSO 施行例における病理組織学的評価によるオカルト癌陽性率を検出すること

対象

BRCA1/2遺伝子(BRCA1及びBRCA2のいずれか一方又は両方)の病的バリアント例、及びvariant of uncertain significance(VUS)の女性

研究期間

2017年4月~2032年3月31日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 助教 永沢 崇幸

 

研究課題名

上皮性卵巣癌の妊孕性温存治療の対象拡大のための非ランダム化検証的試験:JCOG1203

目的

卵巣IA期明細胞腺癌およびIC期非明細胞腺癌の高・中分化型(G1/2)に対する妊孕性温存治療の有用性を検証する。

対象

未治療あるいは登録前12週間以内に進行期決定上不完全な手術を受けたⅠ期上皮卵巣癌、妊孕性温存治療を希望、PS0-1、将来の妊娠・分娩が可能、16歳以上42歳以下 

研究期間

2018年12月~2032年9月10日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 講師 利部 正裕

 

研究課題名

子宮頸癌術後再発高リスクに対する強度変調放射線治療(IMRT)を用いた術後同時化学放射線療法の多施設共同非ランダム化検証的試験

:JCOG1402

目的

卵巣IA期明細胞腺癌およびIC期非明細胞腺癌の高・中分化型(G1/2)に対する妊孕性温存治療の有用性を検証する。

対象

子宮頸癌IB1、IB2、IIA1、IIA2、IIB 期、広汎子宮全摘出術後、再発高リスク例

研究期間

2018年12月~2032年9月10日

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 講師 利部 正裕

 

研究課題名

JCOG-バイオバンク・ジャパン連携バイオバンク

目的

事前に計画された試料解析研究の有無によらず、JCOG試験に登録された患者の試料を収集して一括保管し、将来実施される試料解析研究に試料、および本体研究を通じて得られた診療情報を適切に提供すること

対象

JCOG試験に登録された方

研究期間

期限なし

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 教授 馬場 長

 

研究課題名

JGOG-ToMMoバイオバンク

目的

本連携バイオバンクへ参加するJGOG試験の登録患者のうち、ToMMoへの試料の提供と将来の試料解析研究での利用について同意が得られた患者

対象

本連携バイオバンクへ参加するJGOG試験の登録患者のうち、ToMMoへの試料の提供と将来の試料解析研究での利用について同意が得られた患者

研究期間

期限なし

担当研究者

岩手医科大学産婦人科学講座 助教 永沢 崇幸

 

 

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